SOMA laboratory COSMOS

• 音楽を通して瞑想状態に働きかけるために設計されたドリフティングメモリーステーション
• 録音された音は絶えず再結合され、変化し続けるサウンドスケープを自発的に生成し続ける
• 作り出されたサウンドスケープは、瞑想によって得られる状態や体験をパフォーマー、リスナーの双方にもたらす
• 論理的思考が必要な操作を可能な限り避けられるように設計
• あらかじめ用意したオーディオやシーケンスのプレイバックではない「今、ここで」を反映した演奏を可能にする

4種のアルゴリズムにそれぞれ３つのバリエーションを搭載

• Two Delays：2つのディレイラインが互いに呼応してシフトし続けるアルゴリズム
  最長ディレイタイム約2.5秒、最長ディレイタイム約9.5秒、最長ディレイタイム約22秒
• Four Delays：4つのディレイラインによるアルゴリズム
  最長ディレイタイム約2.5秒、最長ディレイタイム約8.5秒、最長ディレイタイム約11.5秒
• Giant reverb：数キロメートルにも及ぶサイズのホールでのエコーのシミュレーション
  巨大なホール、 とても巨大なホール、とてつもなく巨大なホール
• Granular delay：非同期のグラニュラーステレオディレイ
  短い時間のディレイと小さなグレイン 、 やや長い時間のディレイとやや大きなグレイン、長い時間のディレイと大きなグレインと追加のセントラルグラニュラーディレイ

• 基本的な操作はとてもシンプルです。レコードボタンを押し、シンセ、ギター、声などのサウンドソースを録音。再生しながらノブやスイッチを操作。次のサウンドソースを録音します。
• スイッチ類
  HPF（ハイパス・フィルター）：カットオフ値は3つの値がありスイッチで切り替え
  LPF（ローパスフィルター）：カットオフ値は3つの値がありスイッチで切り替え
  ERASE（消去）：ディレイラインに録音された音を削除、または全消去
  REVERSE（逆再生）：逆再生のオン/オフ
  RECORD（録音）：録音を有効にする（オフの時は演奏が再生音にミックスされます）
  録音機能には4つのモードがあり、ボタン上のLEDで状態を表示
• ノブ類
  アルゴリズム選択ノブ：
  BLUR：ディレイ時は徐々に各音が曖昧に、グラニュラー時はグレインのポジションをモジュレート
  DRIFT：ディレイ時、グラニュラー時、共にグレインのポジションを遅く動くカオティックなシグナルでモジュレートされた非同期のLFOでモジュレート
  DRIVE：オーバードライブなような穏やかなディストーションを加える
  SUP|COM：左に回すとサプレッサーが働きディレイ内のコンテンツを自動的に新しいものに入れ替えていく、右に回すとコンプレッサーが有効に
  FB：ディレイのフィードバックレベル
  MIX：入力音とディレイ音のバランス
  INPUT/OUTPUT Volume：入力/出力音のレベル
• その他の操作
  RECORD ボタンを5秒以上押すことで再生速度を半分にする機能、ノイズゲートの感度調整、LとRインプットをまとめるMONO MIX機能、などがあります

• ファームウェアの入れ替えにより一般的なルーパーに近い動作も可能（例えばリズミックな演奏やポリリズムの演奏などにも対応可能）既に複数のファームウェアがリリースされています